サービス残業訴訟:未払い「武富士」と和解

消費者金融最大手「武富士」の元支店長ら10人が、長時間のサービス残業をさせられたとして、未払い賃金など約1億6000万円の支払いを求めた訴訟の和解が19日、東京地裁(多見谷寿郎裁判官)で成立した。同社が解決金7000万円を支払う。同様訴訟は全国で6件が係争中。

訴状によると、元支店長らは月100時間以上のサービス残業をした。武富士側は「管理職なので残業代を支払う必要はない」と主張していた。

2004/02/20 毎日新聞