非正規社員就業規則のポイント
- 非正規社員の就業規則を作成する際に、注意することは何ですか?
- パートタイム・有期雇用労働法、労働契約法を踏まえて、職務の内容や人事異動の範囲等に関して、正社員との相違点を意識して規定しましょう。
このコンテンツの目次
雇用形態ごとに個別の就業規則を作成する
会社を守るには、正社員就業規則の適用範囲の条文に「非正規社員は適用除外」と明記した上で、非正規社員就業規則を別に作成することが大切です。
正社員を「期間の定めなく正社員という呼称で採用された者」と定義し、自社において正社員以外の雇用形態の方がいれば、その雇用形態ごとに個別の就業規則を作成します。
非正規社員就業規則作成のポイント
パートタイマーやアルバイト・嘱託社員等のような非正規社員の就業規則を作成する際は、まず、正規社員就業規則の内容のうち、適用される部分と、適用されない部分を明確に区分することがポイントです。
そして、パートタイマー・有期雇用労働法や労働契約法を踏まえて、職務の内容や人事異動の範囲等に関する正社員との相違点を意識して規定することが、正社員と非正規社員との処遇の違いを明らかにする根拠として重要でしょう。
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