遅刻を抑止する方法
- 従業員の遅刻を抑止するよい方法はありますか?
- 遅刻常習者に対する現実的な対応としては、懲戒処分を前提とした注意をきっちり行なうことと、人事評価や賞与に差をつけることが有効です。
このコンテンツの目次
日ごろから注意指導する
時間厳守は組織で働く以上、常識です。
たとえ短い時間であっても、常習的に遅刻をする従業員に対しては、懲戒処分を前提として注意をきっちり行なうことが重要です。
そして、「遅刻への対応」でもご説明したとおり、注意指導や懲戒の根拠となる規定を、就業規則に設けて周知しておきます。
ただし、実際の不就労時間以上に、賃金を控除する規定は、労働基準法第24条違反となりますので、ご注意ください。
人事評価や賞与に反映させる
そして、人事評価や賞与に差をつけるということが有効です。
こうした評価方法は、会社が自由に設定できますし、勤怠成績が重要な評価項目であるということを社員に周知徹底しておけば効果的です。
また、精勤手当といった手当を別枠で支給することも、遅刻等を抑止する役割を果たすと考えます。
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