就業規則は会社の憲法
- 就業規則とは、会社にとってどのようなものなのでしょうか?
- 会社が収益を確保し、存続するために維持するべき企業秩序を、統一的・画一的に明文化したルールであり、会社の憲法といえるものです。
従業員には誠実に労務提供をする義務がある
会社という組織は、いろいろな人の集合体です。
いろいろな人が集まれば、価値観や考え方も十人十色です。
しかし、各々が自身の価値観や考え方に基づいて勝手な行動をしたら、組織としての会社がどうなるかは火を見るより明らかです。
もちろん、個々人がさまざまな価値観や考え方を持っていて当たり前ですが、会社は組織ですから、そこで働く従業員は、周囲と協力して誠実に労務提供を行うことを求められます。
これらが実現できなければ、事業の収益確保はおろか、事業の存続さえも危ぶまれます。
会社は、そこで働く従業員とその家族の生活を支えるために、事業を存続させ、収益を上げることが第一の目的です。
就業規則は労使双方が守るべきルール
そのため、個人の固有の価値観や考え方はさておき、労使間や従業員間のトラブルを防止し、企業秩序を維持するためにルール(主として服務規律と懲戒)を定めることは、会社経営上、極めて重要な役割を持っています。
そのルールが就業規則であり、従業員の労働条件や遵守すべき企業秩序を、統一的・画一的に明文化したルールなのです。
国が国民の権利や義務を憲法で定めているのと同様に、就業規則は会社と従業員の双方が遵守しなければならない会社の憲法なのです。
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竹内社労士事務所の代表である竹内が、最新の法改正や労働事情を踏まえ、2024年度版に改訂した最強の就業規則をベースに、法的根拠やトラブル事例、判例などを豊富に交え、会社を守るポイントをわかりやすく解説します。
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