任意記載事項とは
- 就業規則の任意記載事項とは何ですか?
- 就業規則の任意記載事項とは、使用者が任意に記載することができる事項です。
3つの記載事項
就業規則に記載する事項は、大きく3つに分けられ、「任意記載事項」はそのうちの一つです。
- 絶対的必要記載事項
- 絶対に記載しなければならない
- 相対的必要記載事項
- 定めをする場合、必ず記載しなければならない
- 任意記載事項
- 使用者が任意に記載することができる
任意記載事項とは
任意記載事項とは、使用者が任意に記載することができる事項です。
たとえば、経営理念、服務規律等が挙げられます。
任意記載事項には、基本的には法的規制がありませんから、社長が理想とする社員像や道徳観を、公序良俗に反しない範囲内で自由に記載することができます。
そういった観点から見ると、社長のこれまでの経験や物の考え方、そして目指すべき会社像とはどういうものなのかなど、社長の意見を最も反映できる部分ですから、任意記載事項は、就業規則の中では最も重要な部分の一つといえるでしょう。
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