絶対的必要記載事項とは
- 就業規則の絶対的必要記載事項とは何ですか?
- 就業規則の絶対的必要記載事項は、絶対に記載しなければならない事項で、労働契約を締結する際に最も重要です。
このコンテンツの目次
3つの記載事項
就業規則に記載する事項は、大きく3つに分けられ、「絶対的必要記載事項」はそのうちの一つです。
- 絶対的必要記載事項
- 絶対に記載しなければならない
- 相対的必要記載事項
- 定めをする場合、必ず記載しなければならない
- 任意記載事項
- 使用者が任意に記載することができる
絶対的必要記載事項とは
絶対的必要記載事項とは、労働基準法第89条で定められている、就業規則に絶対に記載しなければならない事項です。
労働契約を締結する際には、最も重要となります。
具体的には、以下の事項が挙げられます。
- 「始業及び終業の時刻」
- 「休憩時間」:その長さ、与え方
- 「休日」:その日数、与え方
- 「休暇」:年次有給休暇、産前産後休暇、生理休暇、特別休暇等
- 「就業時転換に関する事項」:交替期日、交替順序等
- 「賃金(臨時のものは除く)の決定、計算方法」:賃金の決定要素と賃金体系
- 「賃金の支払方法」:直接支給、銀行振込等
- 「賃金の締切り及び支払時期」:月給、週給、日給の区分。月給、週給は月の何日に締め切って、何日を支給日とするか
- 「昇給に関する事項」:昇給の時期、その他の条件
- 「退職に関する事項(解雇の事由を含む)」:退職、解雇、定年等
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