頻繁に病気欠勤する場合
- 本当に病気で頻繁に欠勤する従業員に、どう対応したらよいですか?
- 業務執行の現状を調査確認し、改善を施すなどの対応が求められることがあります。休職も念頭に入れておくことが必要です。
「健康管理上の配慮」をする
頻繁な欠勤の理由が、真に病気である場合は、当該従業員の健康状態の把握が必要です。
特に、急に欠勤が増えた場合には、過労を原因とする体調不良が考えられます。
雇用管理上、使用者に求められる「健康管理上の配慮」として、本人に事情を聞き、業務執行の現状を調査確認し、改善を施すのなどの対応が求められることがあります。
そのため、休職という措置も念頭に入れておくことが必要です。
就業規則の休職規定を整備しておく
本来、従業員が私傷病により労務提供ができなくなった場合は、解雇事由に該当します。
しかしながら、日本は長期雇用が慣行としてあるため、一時的に解雇を猶予するという休職制度が設けられてきました。
休職制度は、必ず設けなければならない制度ではありませんが、実際には多くの会社で設けられています。
病気で欠勤が続いた場合にいきなり解雇をしても、それが有効だと判断される可能性は低く、まずは療養の機会を与える必要があります。
そのためには、就業規則の休職規定を整備し、休職のフローを確認しておきましょう。
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