継続雇用制度とは
- 高年齢者雇用確保措置の継続雇用制度とは何ですか?
- 継続雇用制度には、定年に達した者をいったん退職させて再び雇用する「再雇用制度」と、退職させることなく引き続き雇用する「勤務延長制度」の2種類の制度があります。
再雇用制度と勤務延長制度の2種類ある
「定年と雇用確保」でもご説明しましたが、定年の年齢を65歳未満にしている会社は、65歳までの雇用確保措置を導入しなければなりません。
雇用確保措置の一つが、継続雇用制度です。
継続雇用制度には、2つの種類があります。
「再雇用制度」と「勤務延長制度」です。
再雇用制度は、定年に達した者をいったん退職させて、再び雇用します。
一方、勤務延長制度では、年齢に達した者を、退職させることなく引き続き雇用します。
再雇用制度が一般的
厚生労働省による就労条件総合調査によると、2つの制度の導入割合は、再雇用制度のみを導入する会社が約7割と圧倒的に多いです。
勤務延長制度のみの会社が約1割、両制度併用が約1割となっています。
再雇用制度の場合は、いったん退職して、新たに労働契約を締結するため、労働条件の変更(特に賃金の低下)が比較的容易にできる等の弾力的な運用が可能であるということが、その一番の要因と考えられます。
再雇用制度を導入する場合には、就業規則に「定年で自然退職する。本人が希望する場合には再雇用する。」などと規定しておきましょう。
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