服務規律に定める内容
- どのようなことを服務規律に定めたらよいですか?
- 服務規律には、公序良俗や一般的な社会常識に照らし合わせて不合理でない限り、どのようなことでも定めることができます。
服務規律には会社の方針を反映できる
服務規律は、就業規則の任意記載事項です。
任意記載事項とは、会社が任意に記載することができる事項をいいます。
そのため、公序良俗や一般的な社会常識に照らし合わせて不合理でない限り、どのようなことでも定めることができます。
会社の方針や会社が繁栄して行くための従業員のあり方などといった、個々の会社のオリジナリティを最も反映させることができるでしょう。
服務規律は懲戒の根拠にもなる
さらに、服務規律に会社の求めるべき人材像や、会社の繁栄に必要不可欠な遵守事項を記載することで、それに反した従業員に対しての懲戒の根拠ともなりえます。
もちろん、懲戒をするためには、懲戒の根拠たる懲戒の区分やその事由についてもあわせて規定する必要があります。
この点については、「就業規則講座:懲戒処分・損害賠償」で解説しています。
服務規律と懲戒の項目を充実させることによって、会社の繁栄とそこで働く従業員の幸福という一致した目標を達成するために協力してくれない従業員や、自己中心的な従業員、つまりは問題従業員を会社から排除することについての合理性も担保することができるのです。
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竹内社労士事務所の代表である竹内が、最新の法改正や労働事情を踏まえ、2024年度版に改訂した最強の就業規則をベースに、法的根拠やトラブル事例、判例などを豊富に交え、会社を守るポイントをわかりやすく解説します。
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