代休の取得方法
- 代休の取得において気をつけることは何ですか?
- 代休は振替休日とは異なり、事前に労働日と休日を振り替えていませんから、代休を与えたとしても、従前の休日は休日のままです。つまり、休日労働させたことに変わりはありません。
このコンテンツの目次
代休とは
休日に労働させた場合に、事後に休日を取得してもらうことを「振替休日」と呼んでいることもあると思います。
しかし、事後に休日を取得させることは「代休」といい、振替休日とは、大きく異なります。
代休とは、就業規則上の休日に勤務した後、事後的に休日を付与することです。
振替休日と代休のちがい
それに対し、振替休日は、事前に休日と労働日を入れ替えるものです。
振替休日とは異なり、代休は、事前に労働日と休日を振り替えていないので、事後に代休を与えたとしても従前の休日は休日のままで、休日労働させたことに変わりはありません。
また、休日は、就業規則の絶対的必要記載事項なので、振替休日の運用をする場合には就業規則に規定する必要があります。
一方、代休は、事後的な取り扱いなので、就業規則への規定は必須ではありません。
しかし、代休の運用を明確にするためにも、就業規則には規定化しておくことをオススメします。
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